ほぼ初対面の人をYouTuberにする話

こんにちは。

イエティ探索家のye_tiです。

 

滞在しているゲストハウスで、日本語ペラペラの中国人の大学生に声をかけられました。

彼は僕のことを見かけたことがあるそうですが、僕は最近、病院や遊牧民のお世話でバタバタしていたので印象にありませんでした。

彼は日本に旅行に行くために日本語を勉強して、その旅行がきっかけで日本がもっと好きになり、YouTubeを見て日本語を独学しているらしく、来年には日本に留学したい、とのこと。YouTubeでははじめしゃちょーをよく見るそうです。僕は見たことありません。

彼の実家は近所(成都)で、大学が天津なので行けなくて暇で、暇つぶしにゲストハウスに泊まっているのだとか。

 

僕もひさしぶりに日本語を話しました。

それで、日本に留学したら、本場の中華料理を作って家飲みをしたら日本人の友達に喜ばれるよ、とかのアドバイスをしました。

日本人の友達を作るにはどんな映画やドラマを見ると、会話しやすいだろう?と聞かれて、最近の若い人はあまりテレビを見なくなってYouTubeのほうが人気がある、ドラマより、はじめしゃちょーとか見たほうがいいよと答えました。どうせなら自分でYouTuberになったらどうだろう、「YouTubeやってるから見てね」と、会話のきっかけにも使えるし。思いつきで言ってみました。

 

僕の思いつきの提案に、彼はとても乗り気で、僕もなんだか動画のネタを考えてみたくなりました。

ここ成都は、中国のなかでは魅力的な街で、動画の題材にできそうなもの、名物がたくさんあります。麻婆豆腐、坦々麺、四川料理三国志、パンダ、四川美人、三星堆遺跡(僕は三国志より好き)、独特の生活臭のある街、たくさんのローカルフード。

日本語で成都の名物を紹介したり、はじめしゃちょー(見たことないのでイメージ)みたいに「中国の駄菓子屋で100元爆買いしてみた」「屋台スイーツで具材全部盛りしてみた」とか、どうだろう。四川美人といっしょに四川料理を食べに行くとか。何人もの四川美人に、カタコトで「だいすき」と言わせるだけの動画とか、これはけっこう日本人男性の再生数が稼げるんじゃないか(恥ずかしいけど僕もちょっと見たい)と思いました。

 

僕は静かで映像綺麗系のYouTuberをしたいのでカメラを買うけど、バラエティ系?だったらカメラはスマートフォンでいいよ。お金があったら、カメラより手振れ防止のスマートフォン用のジンバル?を買ったほうがいい。と素人のくせにアドバイス。彼は明日にはさっそくジンバルを見に行くそうです。

 

こうして悪い大人は、ひとりの若者をYouTuberにしてしまいました。