志村けんと「中国ヘイト」を結び付けないでほしい ヘイトの本場、中国より

こんにちは。

イエティ探索家のye_tiです。

 

志村けんが亡くなりました。

日本語がわからない人でもそこそこ見られるので、僕はときどきチベット人とドリフを見ることがありました。最近も、髪がふさふさで男前の姿を見たばかりでした。なのでとてもショックです。

会ったことはないけれど子供の頃から見ているので、寂しいです。引退して、老後は美女に囲まれて過ごしてほしかった。

 

今日はそれで、ヤフーニュースで気になった事についてです。

志村けんさん死去で広がる「中国ヘイト」 殺害を呼びかける悪質ツイートも』という記事があって、思うことがあったので書きます。

 

僕はいま日本にいないから、日本じゅうに大きく反中感情が広まっているのかと思ったら、一部の個人がtwitterでしている発言を取り上げて大問題のように言って煽っているだけのようでした。まぎらわしいです。

もしも日本と中国が反対の状況だったら、ヘイト発言じゃなくて、在中日本人が何人かリンチされているだろうなあと思いました。僕がいる成都はとくに民度が低いから、危険です。

僕は反日暴動のときに中国駐在していて、近所で日本人が殴打されたから外出注意、と日本人ネットワークからのお知らせをもらったことがあります。普段民度が高そうにしている都会でも、中国人はすぐに扇動されます。

中国にいる日本人は、ヘイト発言を日常的に受けます。中国人はそれを問題ある行為とはとらえていません。相手が傷つくことに対する想像力が、著しく低いのだと思います。

また、僕はよくチベット人とも行動することがあって、こちらも日常的に、もっとひどい差別を受けています。

 

中国人が日常的に差別やヘイトをしているから日本人もしてもいい、と言いたいわけではなくて、ごく一部の人の発言がおおごとのようにニュースになる世の中、不健全だと思いました。病気の心配と、それ以外のいらぬストレスを、読者に与えています。無駄話は僕みたいにブログでするか、ヘイト発言の発信者のようにtwitterでしたら良いのに。

 

日本にいなくてtwitterも見られない僕が思うには、たぶん志村けんが亡くなったことと中国ヘイトは関係ないのでは。

僕は中国にいて、最近よく中国人に「外国は危険だ、安全な中国にいられてよかったな!」というようなことを言われます。病気は自然由来?のものとしても、発祥は中国なのに、なんか上から目線でイラッとします。

反省も謝罪もなく偉そうにしているのが、国だけじゃなくて国民も、たぶん在外の中国人もそうなんじゃないでしょうか。

中国ヘイトは、国と国民自身の「行い」が呼び起こしたもの。これを彼ら自身が反省のきっかけとするべきです。きっと無理ですが。

 

志村けんに、わざわざ悪い話を絡めないでほしいです。