バーガーキングのお粥と、中国のハンバーガーチェーン

こんにちは。

イエティ探索家のye_tiです。

 

僕はいま中国にいて、中国にいるときは外食ばかりなので、それなりに衛生的な店を選んで食べています。とくに今はコロナで特殊な状況で、衛生管理の厳しそうな大手のチェーン店か、コンビニのお弁当ばかり食べています。

それで今日は中国のバーガーキングと、ハンバーガーチェーンの話です。

 

中国の都会でそこそこ見かける大手のハンバーガーチェーンは、

マクドナルド

KFC(フライドチキン屋でなくてチキンバーガー屋になっている)

バーガーキング

・Dicos(中国のカップ麺メーカーが展開するハンバーガーチェーン)

があります。

 

Dicosは他のチェーン店が進出していない田舎を中心に展開していて、味は中国人向けです。ハンバーガーはチキンばかりで、なんか甘いマヨネーズを多用して、とにかくおいしくありません。チベットではDicosしか無い場所があるから、チベットでは食べてました。

街にいても、僕はときどき無性にまずい食べ物を食べたくなることがあって、そんなときに食べます。

まずいけど、なぜか値段は強気です。

 

KFCは最初に中国進出した海外のファストフードチェーンらしく、中国ではマクドナルドよりも浸透しています。メニューも雰囲気も、かなり現地化しています。

朝ごはんはお粥や春巻きなどがあり、かなり中華で、フライドチキン感は薄いです。しかも、お粥は中国人が大好きな化学調味料ドバドバ系の味です。

あまりオシャレで清潔感があると中国人のお客さんには入りにくくなるので、清潔感は控えめの店が多い印象です。

鶏肉の質が悪いのか、ニワトリの成長促進剤のせいか、あまりおいしくありません。10年くらい前の中国のKFCは、日本の鶏肉よりずっとおいしかったのに。

最大手なのでKFCが最初に値上げして、Dicosマクドナルドと追随して値上げします。

 

マクドナルドは、普通にマクドナルドの味です。日本ではあまり食べないけど、中華の油物や香辛料に疲れた口には、そこそこおいしいです。

中国人は牛肉をあまり食べないので、チキンやポークのバーガーも豊富。また、朝食のお粥などの中華メニューは、マクドナルドのものがいちばんおいしいです。

外人でも入りやすくて、現地化もやりすぎていなくてバランス良いです。

 

バーガーキングは、中国ではとても人気がありません。味は日本と同じで、欧米人のお客さんをよく見かけます。

セットだと他のチェーン店よりも安いし、お店も清潔で快適で、僕もよく利用します。ハンバーガーもポテトもちゃんとアメリカンな味で、中華に疲れた僕をアメリカンな気分で癒してくれます。お腹すいてなくても、ソフトクリームだけ食べに行ったりします。

中国人は牛肉を食べないので、チキンやポークのバーガーも扱っているようです。

ひとつ大きな問題があって、バーガーキングの中国版オリジナルメニューは、だいたいどれもおいしくありません。

今朝、「おいしくないだろうなあ」と思いながらも、前から気になっていたモーニングのお粥を食べてみました。やっぱりおいしくなかったです。

普通のものはおいしいのに、お粥はおいしくない。そこがかわいらしく思えてきます。おいしくはないけど、すこし嬉しい。

 

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