遊牧民に転職して、更新頻度減少のおしらせ

こんにちは。

イエティ探索家のye_tiです。

 

今日もまた放牧の準備でした。アップルストアiPhone用のSDカードリーダーを買って、xiaomiUSB充電式のミキサーを買いました。ヤクのヨーグルトと野イチゴでスムージーみたいなのを作る予定です。山奥暮らしだけど都会のOLみたいな生活をします。

その後、車を探しに行ったら、ちょうど明日の車があったので、明日出発することになりました。これから本格的に遊牧民に転職です。明日はいったん近くの村に泊まり、明後日からテント生活です。休みの日にはイエティ探しにも行けます。

 

ブログを開始してから毎日更新していましたが、明日からネット環境がどうなるかわかりません。更新回数は激減してしまうはずです。

これまで読んでいただいた方、ありがとうございました。今後も回数は減りますが、ときどき更新していくつもりです。

また、放牧生活の記録映像をYouTubeに上げる予定です。YouTubeデビューしたらこちらでお知らせしますので、再生よろしくお願いします。

ブログもYouTubeも、文明社会との数少ない接点になるので、細々と続けていきたいです。

 

今夜はこれから荷造りです。

遊牧民系YouTuberになるために、OSMO POCKET衝動買い

こんにちは。

イエティ探索家のye_tiです。

 

2、3日後には成都を出て、ヒマラヤの麓で遊牧民になりに行きます。

今日もそのための買い出しをしました。

 

昨日行った大型スポーツ用品店の別店舗で日除け付の帽子と、スポーツ用の顔に沿うデザインのサングラス(スキー用ゴーグルは分厚すぎてやめた)、無印で歯ブラシと、ユニクロで靴下を買いました。

それともうひとつ、DIJという中国のドローンメーカーが作っているosmo pocketというビデオカメラを衝動買いしてしまいました。手のひらサイズで、水平を保つ機構がついたカメラです。

 

欲しいカメラをネットで買うつもりで、僕は中国のネット通販が使えないから、ヒマラヤの近くまで行ったら近所の知り合いに頼む予定でした。でもカメラが無い状態で遊牧民生活をスタートするのが心細かったので、通りすがりにお店をのぞいてみたら、キャンペーン期間で安くなっていたのと、電源ONのときの頭の動きがE.T.みたいでかわいらしくて、つい買ってしまいました。

DJIはドローンを作っている、中国の軍事メーカーです。僕は外人がいないような田舎によく行くので警察にマークされがちなタイプだから、DJIとhuaweiは情報を抜かれそうで買いたくないと思っていたのに。

そういえば、ONE DRIVEに数年ぶりに繋いでみたら、知らないおじさんの写真がでてきて、よく見たら僕がビザ申請した地域っぽい写真と、おじさんが警察の制服を着た写真もありました。奥さんらしきおばさんとの仲良さそうな自撮り写真もありました。ハッキングするなら個人携帯を使わないでほしい。

最初に使う前にアクティベートする必要があって、中国版で、僕は外人なのでいろいろ手間取って、お店の人に手伝ってもらいながらのアクティベートで30分以上かかりました。Osmo pocketは気に入ってるけど、やっぱりDJIは気に入りません。

 

記録映像を撮るのはosmo pocketで、写真と作品的な映像を撮るのにまともなカメラ、と使い分けようと思っています。遊牧民YouTuberに一歩近づきました。

ニトリとIKEAで遊牧民の買い出し

こんにちは。

イエティ探索家のye_tiです。

 

今日は放牧に持って行く物の買い出しで、ニトリIKEAと、DECATHLONという大型スポーツ用品店に行ってきました。

ニトリではお米の保存用容器、IKEAではステンレスのスプーン、DECATHLONではトレッキングポールを買うことができました。でもDECATHLONの公式サイトにあった前後に日除けがついた帽子の取り扱いが無くて、試着して買うつもりだったスキー用のゴーグルはバーコードがエラーになるとかで売ってもらえないまま閉店時間になってしまい、また明日、別店舗に行きます。

 

放牧していると、潅木のトゲトゲがサングラスの隙間から目に入りそうになったり、まき割りで破片が目に飛んできたりします。それで前回放牧したときの「次に放牧するときに欲しいもの」第1位がゴーグルでした。2位は方位磁針、3位は日本酒です。普段お酒は飲みませんが、稀に手に入る黒いシカのレバーはごちそうで、日本酒が欲しくなる味です。

成都の中心でごはんですよ!(桃屋)

こんにちは。

イエティ探索家のye_tiです。

 

数日後には文明社会をはなれて、テント生活に入る予定です。

せっかくだから特別なものを食べよう、と思ったけど、とくに食べたいものが無くて、とりあえず回転寿司にいきました。イトーヨーカドーの最上階に、はま寿司が入っています。こう書くと日本の話みたいですが中国の成都です。

コロナが心配で僕が食事時を避けたためか、はま寿司はガラガラでした。マグロを食べたらいまいちで、もしかしたら最近はずっとガラガラなのかもしれません。以前は普通においしかったはずなのに。仕方なくサイドメニューや天ぷらのお寿司を楽しむ作戦にしました。

それから、昨日ふと「梅干をもっていきたい」と思いついたので、地下のスーパーへ。梅干はありませんでした。隣の伊勢丹のスーパーにも梅干を探しに行ったけど、やっぱりありませんでした。かわりに桃屋ごはんですよ!を見つけました。こんな真っ黒の泥みたいなのを食べてるところを見られたら、遊牧民のみんなに嫌われてしまう、そう考えて買いませんでした。今は買わなかったことを後悔しています。

準備

こんにちは。

イエティ探索家のye_tiです。

 

遊牧民相手で予定がはっきりしないところがありますが、たぶん1週間前後で、ヒマラヤの麓に行けることになりそうです。それで今日は、準備とかでばたばたしていました。

明日も予定があって眠らないといけないので、今日はここまでです。

Twitterみたいな分量。

天安門事件と一夫多妻のおじさん

こんにちは。

イエティ探索家のye_tiです。

 

6月になりました。なんか中国人は普通の日常に戻ったようで、僕もヒマラヤの麓の草原まで移動することが許されそうです。来る前に公安に連絡するように、と言われていますが。

というわけで、近いうちに成都を出ることになります。まだ買い出しとかの準備もあるし、4日は天安門事件の日なので、それまではおとなしくしています。うかつに動くと面倒に巻き込まれる可能性があります。

 

天安門事件で思い出したことがあります。

チベットのバルカムという街で、不思議な中国人のおじさんに出会いました。おじさんは家電の修理店みたいなのをしていて、かぶっている帽子を通行人の目の前に唐突に差し出してみせる、という手法で、帽子のなかに隠した違法アダルトDVDを販売していました。僕は買わないけど、おじさんの販売方法がおもしろくて、バルカムに行くと必ずおじさんの店の前を歩くようにしていました。

ある時、おじさんに陽気に呼びかけられて、僕も気まぐれで立ち止まりました。僕が外人だとわかると、おじさんの目の色が変わって、「89年に北京にいたんだ。大学生だった」と言いました。

 

当時の中国で大学に行けたということは、かなりのインテリで、そのまま行けば超エリートだったはずです。それが、今も山奥の異民族の街で、狂人のふりをして暮らしている。僕は天安門事件について、実際どんなことがあったのか、どんな意味を持つのかを理解しきれていませんが、中国社会では今もタブーだし、参加者は今も日陰者のようです。

 

おじさんは、僕を店の中に招いて、家族の写真を見せてくれました。故郷の重慶にいる奥さんと子供と、こっちはバルカムの奥さん。?

片方が前の奥さんとかではなくて、ただ奥さんが2人いる、ということでした。社会のルールに従わず、勝手に一夫多妻しているおじさんの力強さ。

政治に人生を狂わされてしまったのかもしれないと、いらぬ心配してしまいましたが、おじさんは陽気に、おじさんなりの人生を歩んでいるようでした。

 

今日の題名はハリー・ポッターを意識しました。

ジャッキー・チェンとセルジュ・ゲンスブールと、年のとり方のはなし

こんにちは。

イエティ探索家のye_tiです。

 

香港の問題で、ジャッキー・チェンが国家安全法案の導入を支持する声明を出したようです。正確にはジャッキーを含む大勢の映画関係者のようですが、僕のような中国通(好きではない)なら見たことあるような名前が他にもあるものの、外国人がわかるような名前はジャッキーしかいません。

 

僕も小さい頃はジャッキーの映画が大好きでした。

ジャッキーの映画は善悪がはっきりしていて、ジャッキーは人格者ではないけれど常に善でした。プライベートでもたくさんの恋人を作って、人格者の反対の鑑みたいな生活だったようです。女性にだらしないとか失言が多いのは、ジャッキーのイメージどおりだから問題ありません。

でも、ここ10年くらいは、ニュースでジャッキーが出てくると必ず悪役です。

 

僕は中国で好きな芸能人を聞かれると、そもそも中国の芸能人に興味がないのでジャッキー・チェンと答えていました。ジャッキー・チェンモデルのスニーカー(ポンプフューリー)も履いていました(発売時は子供だったので古着屋で買った)。でも最近はジャッキーが好きと答えると、どこへ行っても反応が悪い。なので今では、好きな中国の映画スターはキョンシーと答えるようになりました。

 

僕が敬愛するセルジュ・ゲンスブールは、年を取ってもスタイルを貫きました。

ジャッキーは若い頃にとても格好いいスタイルを確立したのに、それを貫けませんでした。

年を取ったら大人にならないといけない、中国社会はそんな圧力が強くて、たとえばアニメなんかは「子供が見るもの」として下に見ているし、中国の子供向けのアニメは子供だまし感が強すぎて不快です。

 

大人と子供は連続したもので、どこかで突然大人に変わるわけではありません。僕は、現代の人間はいわゆる「大人」になる必要はないんじゃないかと思っています。

ゲンスブールみたいな年の取り方をしたい、そしてくわえ煙草でピアノを弾きたいです。最後の女か最後の煙草か、どちらかを選ばなくてはならないなら最後の煙草を選ぶ、捨てるときに楽だから。とか言いたい。煙草吸わないけど。