不景気だから、遊牧民になる

こんにちは。

イエティ捜索家のye_tiです。

 

今日は、病院で遊牧民のお父さんの白内障の検査をしてもらいました。今夜から入院して、明日には手術できるそうです。

事前にいろいろ確認しておいたおかげもありますが、今の時期は医療機関はどこも空いているため、とてもスムーズです。白内障科のナンバーワンの先生が担当・執刀してくれるそうです。

僕は外人なので中に入るのが面倒(書類と身分証番号と携帯アプリとかが要る)で、外で待っていましたが、眼内レンズは遠くにピントが合うように、とお医者さんに言うことを念押ししました。遊牧民は手元よりも遠くを見る必要があります。

 

僕の認識では白内障の手術は、術後すぐに普通の生活に戻れるイメージでした。ところがお医者さんに「術後しばらくは、力仕事は避けなさい」と言われたらしく、そこにちょうどぷらぷらしている暇そうな外人がいました。僕です。

 

遊牧民のお父さんとは、去年テントで一緒に生活したことがあります。かなり険しい山で、しばらく放牧の手伝いをしていました。その山はチベット人にとっても厳しい環境、と後で聞きました。

今いる普通の草原だったら、僕が行っても普通に放牧できるだろう、ということです。

僕が2ヶ月ほど暮らしていた小さいテントもあるし、外人が行っても大丈夫か公安に確認してみようか、という話になりました。

 

不景気だから遊牧民になろうかな、というのが現実味を帯びてきました。