ヒマラヤの色、LOMOの色

こんにちは。

イエティ探索家のye_tiです。

 

今日は昨日の続きで、LOMOLC-A minitar-1というレンズの話です。

 

ヒマラヤの麓にいると、低地にいるときと色の見え方が違います。強い日差しのせいかもしれないし、空気の密度が低いせいかもしれません。色が、必要以上に鮮やかで力強く感じます。

でも、僕の安物のコンパクトカメラで撮ると、その光景も普通の色に写っていて、なんだかがっかりします。僕はそれで写真を撮らなくなった、というのもあります。

また、もしかしたら酸欠なのかもしれませんが、光景が力強く目に入ってくるのに、どこか現実味がないような見え方をします。これも酸欠のためかもしれませんが、普段より視野も狭くなります。

 

LOMOのレンズの写りは、華やかな色はより強く写り、普通の良いカメラよりもはっきりしない画、それに四隅が暗くなって狭くなります。僕が思い出すヒマラヤの麓の草原の光景とよく似ています。

 

僕が気になっていたソニーのミラーレスカメラは、良くも悪くもありのままをはっきり写してくれるように見えました(普通のレンズだと)。肉眼で見て頭の中で認識された画とは、けっこう差があるようです。

たぶん僕は、はっきり写るカメラを求めていなかったのだと思います。でも、ソニーのカメラもLOMOのレンズを付けるなら、ぜんぜん違う写りになるはず。

僕の一台目になる予定のリコーのGRは、写真ははっきりも撮れるようですが、動画はソニーみたいに鮮明に写ってくれません。そのため、ふわっとした画や、キラキラした空気感が撮れそうだと期待しています。まずは練習です。

 

LOMOLC-Aというカメラの写りを再現したレンズで、他にもLomogonというのがあるようです。これは、カメラ用の交換レンズとして洗練されて、ボディが真鍮の金色で格好いい、それにロモゴンという名前はイエティの遠縁の未確認生物のヒバゴンみたいです。

もう流行っていない今さらLOMOの写りに夢中になった僕は、二台目のカメラはLOMOのレンズを使うために買うことになりそうです。