ふんで焚き火、動物性ブッシュクラフト

こんにちは。

イエティ探索家のye_tiです。

 

昨日、ナイフを探していてブッシュクラフトというのを知りましたが、ブッシュクラフトの醍醐味のひとつは焚き火のようです。

見ていると僕もなんだか焚き火をしたいような気がしてきました。でも、焚き火はまきを無駄に消費します。去年放牧していたときに、家事?のなかでいちばん大変だったのは、まき集めとまき割りです。とくにチベットでは、わざわざ林のあるところまで行かないと木を集められません。

チベットでまきよりもメジャーな燃料といえば、ヤクのふんです。ヤクふん集めは、家事のなかでいちばん好きでした。そこらじゅうにあるけれど、よく乾いたふんを選ばないと燃えません。ヤクは草花を食べているから、乾燥したふんは臭くありません。ストーブで燃やすと草の香りがします。まきよりもゆっくりと燃えます。

 

だけど遊牧民は、焚き火みたいな燃料を無駄にすることはしません。というか、基本的に無駄なことをしません。

都会に暮らす現代人にとっては無駄なことこそが楽しいのですが、そういった感覚の共有は困難です。遊牧民は時間があると、ぼーっとしたりお経を読んだり。僕はそういう時間には笛を吹いていました。

 

僕が遊牧民になって仕事に慣れたら、小さくて格好いい焚き火台が欲しいです。

夕方の草原で、ヤクふんを拾って手で割って、焚き火でコーヒーを飲みたい。