ヒマラヤ落語 時モモ
こんにちは。
イエティ探索家のye_tiです。
ブログに何度か書いていますが、ヒマラヤの怖い話は、日本の怖い話によく似たものが多いです。
チベット人の顔立ちも、日本人に似た人が多いです。とくに遊牧民。
それで今日は出来心で、落語は通じるのかなと考えて、時そばを話してみました。けっこう良い反応でした。
チベット人は基本的にジョークが好きです。ただしそのジョークはあまり洗練されていません。他人をからかったり、無駄に嘘をつくことを「冗談を言っている」と認識する人も多いです。
民間人よりもお坊さんのほうがジョークが上手いです。インテリのほうがジョークを好む傾向があると僕は思うのですが、チベットではとくにその傾向が強いです。
歌垣とか定型詩とかの文化もあって、もともと言葉遊びが好まれる土壌です。人口密度の低さ、冗談を好まない中国文化の影響、教育水準の低さなどが障害となって、なかなか洗練されないのだと思います。
寿限無も話してみました。
チベットも、子供の名前をお坊さんにつけてもらうことがよくあります。これも普通にうけそうです。
チベットのテレビでもコメディ?コント?のようなのがありますが、中国の小品というスタイルのコントの影響を強く受けています。
中国の小品は、アンジャッシュのコントの盗作で日本でも話題になったことがありますが、上手い話や社会問題や説教臭い話が多いです。なんか社会的地位が高い人が、偉そうに話します。
チベットのテレビのコントも中国の小品のように、偉そうでメンツを気にします。
伝統的な文化では、お祭りの盛り上げ役のような前説のようなお笑い?芸人がいたようです。こちらのほうが日本のお笑いの感覚には近いです。
チベット人と日本人は感覚がけっこう似ているから、昔の庶民の生活を描いた古典落語は、チベットでもそのまま通じそうです。
芸としての話術をもってくるのは困難なので、話だけをもってきて短編ドラマにしたら、日ヒマ友好の架け橋になれるでしょうか。モモを食べて御代ををごまかす時モモ。