コロナウイルス第二波への不安  中国四川省成都の状況

こんにちは。

イエティ探索家のye_tiです。

 

今日は僕がいる四川省成都コロナウイルスの状況について書こうと思います。

 

日本のニュースでも報道されていますが、中国ではコロナウイルスは終息したことになっています。街にはまた人があふれて、多くの仕事が明日から通常営業になるようです。

報道を見ると、中国はとても素晴らしい方法で病気の蔓延を防いだそうです。ではその素晴らしい方法というのは何でしょうか。

 

・人々の移動と行動を制限した

・街を消毒した

・そこらじゅうで検温して、発症者を探した

 

主にこの3つかと思います。それぞれを見ていくと

 

・人々の移動と行動を制限した

  →制限されているうちは蔓延を防ぐ効果がありました。

   そして制限はほぼ解かれています。

・街を消毒した

  →街はとても不衛生だったのが改善されました。

   そして数日でまた道が臭く不衛生になりました。

   また、ウイルスのキャリアは街でなくて人間です。

・そこらじゅうで検温して、発症者を探した

  →感染しても発症しない人が多くいるとのことだったはず。

   ならば発症者だけを探しても、終息には向かわないはず。

 

ということで、僕は終息したという発表を信じていません。

自身の身に関わることなので、警戒しすぎるくらいで良いと思っています。

 

だけど中国の人たちは報道を信じて安心しきっているようです。

火鍋屋やお酒を飲むような料理屋は、今日はほとんどの席が埋まっていました。大声で騒ぎながらの飲食をしていました。

平和な日々が戻ってきたようです。最近の僕はホラー映画脳なので、この束の間の平和が、第二波の前触れのように思えてしまいます。

 

ここ数日、サイレンを回していない救急車をやたら見かけます。

たまたまかもしれないけれど、イエティ探しのような怪しいことをしている習性から、発症者をこっそりどこかに運んでいるんじゃないかと妄想してしまいます。

また、さっき大きな建設現場に「隔離室」と書いた、コンテナを改造した個室を運び込んでいるのに遭遇しました。明かり取りの窓とドアがついていて、窓には鉄格子、ドアは外から鍵をかけるタイプでした。

見たときは焦ったけれど、たぶん作業員に感染疑いが出たときのための準備だろうと思って納得することにしました。

 

やっぱり僕には終息に向かう要素が見出せないんだけど、なんで中国人は平和な日々を取り戻せるのだろう。

 

コロナウイルスの第二波が来るような気がするのが、ただの思い過ごしであれば良いのですが。