気がつけば帰国困難者

こんにちは。

イエティ探索家のye_tiです。

 

僕はずっと中国の成都で足止めされて待機中なのですが、中国が外国人の入国を禁止して、国際線の飛行機も止まってしまったようです。

べつに急いで日本に帰るつもりはなかったけど、帰れないとなると、早めに帰っておけば良かったような気がしてきます。

武漢肺炎の流行りはじめには、空港や飛行機でうつされて日本人第一号患者とか、日本に感染を広めた犯人になりたくなかったので、ひとまず様子見しようと思っていました。

もちろんイエティ探しに行くにしても同様で、どこかで病気を拾って広めてしまうかもしれない、と思って、こちらも様子見でした。

 

そして帰国困難者になりました。

 

ビザも残り期間があるし、生きていくだけのお金はあるから、そんなに切羽詰ってはいないのですが。

 

成都の人たちは、もうすっかり「病気は収束した」という情報を信じきっています。

お店やオフィスビルなんかはどこもマスク非着用者立ち入り禁止なので、誰もがマスクをしていますが、「もうマスクなんてしなくて大丈夫」という声もよく聞くし、マスクをアゴのところに下げて完全オープンで歩く人が増えました。

 

「なぜ収束したのか」この答えはまったく出てきていなくて、先進国でもこんなに流行しているというのに、衛生状態のひどい中国はどう病気を制御したのでしょうか。

ぜったい嘘なのに、それを信じきっている人たちが薄気味悪くて、僕は若干ホームシックです。

 

今日も、以前話題になった「下水油(地溝油)」の回収のトラックを2台見ました。マンホールを開けて、本当に下水を回収していて、マスク越しでもひどいにおいがします。

僕は、中国の地方都市の衛生度は、ペストが流行った時代のヨーロッパくらいか以下だと思います。

汚いし、洗脳されっぷりが薄気味悪いし、できれば中国を離れて日本かヒマラヤに行きたいです。お寿司と仙太郎のもなかが食べたい。