SONYの小さいカメラ RX0シリーズ ヒマラヤで使うカメラ選び

こんにちは。

イエティ探索家のye_tiです。

 

イエティの探索記録の写真と諸々の映像を撮るために、カメラ選びをしています。

その中で気になっているカメラのひとつに、ソニーRX0シリーズがあります。マーク1とマーク2があって、新旧が併売されているようです。

RX0シリーズは、小型で防水防塵耐衝撃、センサーは1インチという、ちょっと高級なデジカメと同じサイズのものを使っています。

先日、僕の求める画だと1インチでは物足りない、マイクロフォーサーズ以上のカメラが欲しい、と書きましたが、小型軽量で頑丈となると話は別です。僕は標高3000~4000メートルくらいでへろへろになって走りまわるので、持ち物は最小限にしたいし、ぶつけても壊れない安心感も魅力的です。しかもマイク端子があります。

 

マーク2はマーク1からいろいろ改善されているようですが、一番の違いは液晶が可動式になって自分撮りなんかに便利になっていることです。でも僕は自分撮りしないし、液晶が可動式の分、マーク2のほうが分厚くなっているので、マーク1で良いかなと思いました。

それからさらに調べてみると、最短撮影距離がマーク1は50センチ、マーク2は20センチのようです。料理を撮ったりするわけじゃないから、最短撮影距離は50センチでもかまわないんだけど、20センチまで寄れたほうが用途は広がりそうです。

価格はマーク2のほうがかなり高い、というかこのシリーズはどちらも他のカメラに比べて高く感じます。もっと良い画が撮れるカメラが買えてしまう値段です。でもこの丈夫さと機動性は魅力的です。

 

僕はアウトドア用品屋に行くのが趣味なんですが、たしかモンベルがカメラ用の一脚にもなるトレッキングポールを作っていました。このRX0くらい小さかったら、トレッキングポールの先につけたままでも行動できなくもないはず。手持ちとミニ三脚とトレッキングポールで、そこそこの撮影ができそうな気がします。

 

このカメラの困ったところは、ナンバーワンでない程度の魅力がたくさんあるために、それぞれの魅力に対してのライバルがあることです。

コンパクトで良い画を撮ろうと思うと、他の1インチセンサーのデジカメのほうがズームも手振れ補正もあって万能です。僕は手軽に持ち運んでスナップショットみたいなのを撮りたいので、そうするとリコーのGRのほうが画が良いです。

頑丈なカメラだと、もっと安価な防水のデジカメもあるし、GoProもライバルになります。動きながら動画を撮るならGoProのほうがずっと優れていて、サブカメラとして考えるならGoPro魚眼みたいな超広角の画が撮れるのはおもしろいです。

 

インターネットで作例をいろいろ見てみました。

ソニーRX100シリーズという評判の良い高級デジカメとの比較があって、これがとても参考になりました。RX100RX0と同じ1インチセンサーで、素人の僕には写真では差がわかりませんでした。RX100は機能や操作性などを含めて万能で、それを削ぎ落として撮影機能だけにしたのがRX0かな、というイメージです。

RX100の作例は、評判の良いカメラだけあって、素人の僕が見たら一眼レフで撮ったのかと思うような良い写真もあります。しかし、携帯とかコンデジで撮った感じの記録用みたいな写真も多いです。GRとか一眼レフとかの作例を見ると、なんかもっと雰囲気のある、絵のような写真が多いイメージです。

それで僕の結論としては、1インチセンサーで良い写真を撮るにはセンスと腕が必要、もっとセンサーサイズが大きいカメラのほうが作品っぽいものを撮りやすい、ということになりました。

 

RX0はどこにでも持っていけるので、撮影枚数を増やしたら、良いカメラと同じくらいの数の当たりの写真が撮れそうな気がします。

そう考えると、このカメラもありかもしれません。小さくてマニュアル撮影が難しそうだけど。