香港のこと 90~00年代の日本っぽくて好き、あとワンタンメンも好き

こんにちは。

イエティ探索家のye_tiです。

 

僕は日本のニュースを少し見たくらいですが、香港が大変なことになりそうです。

僕も何度か香港に行ったことがあって、大好きです。僕が中国のものだと思い込んでいた良いものは、ほとんどが香港か台湾のものでした。中国本土で良かったものは、ほんの一部の中華料理と史跡くらいです。

 

昔の香港を知っている人に聞くと、いまの香港は中国化してしまってつまらないそうですが、僕が中国から香港を訪れると、毎回夢のように楽しく感じていました。

中国側の出国審査では、係員がいかにも共産国というかんじで、高圧的かぶっきらぼうで、気分が悪い。でも香港側の入国審査は、笑顔で対応してくれます。

入国してすぐのコンビには、中国には無いおいしいお菓子が売られています。

ボーダーの中国側はごみごみして埃っぽい街ですが、香港側は森で、空気もきれいに感じます。

人間も清潔で、表情も明るく、中国みたいに怒鳴っている人はほとんどいません(中国人が怒鳴っているけど)。

中国本土と香港は、同じ民族のはずですが、まったく別の世界です。香港から中国深センに入るときには、僕はいつも「韓国と北朝鮮の国境も、こんなかんじかな」と想像してしまいます。だんだん灰色になって、なにもかも色がくすんでいき不潔になってきます。深センワールドビジネスサテライトとかではピカピカの高層ビルを映しますが、基本的に出稼ぎ労働者の街なので、地上は中国のほかの街と比べても不潔で、臭いです。

僕は香港に友達がいるわけでもないのに、毎回、離れたくなくなります。

 

香港は、日本の裏原系みたいなファッションの若者も多く、ネイバーフッドとかベイジングエイプとか、日本人にはちょっと懐かしいブランドをよく見かけます。靴はハイテクスニーカーです。音楽では、ネオアコとか渋谷系みたいなのが、今も現役です。

なんだか、僕が中高生くらいの頃の日本のようです。そんな懐かしさが、僕には心地よいのかもしれません。

 

もし中国がアメリカになってもショックは受けないけど(嬉しい)、香港が中国になってしまうとしたら、とても悲しい。香港は香港らしくあってほしいです。そしてまたワンタンメンを食べに行きたい。